【無加工】最も簡単にジャイロキャノピーにUSB電源を取り付ける方法

【加工不要】ジャイロキャノピーに簡単にUSB電源を取り付ける方法

今回はジャイロキャノピーにUSB電源を取り付ける方法をご紹介します。

USB電源の固定から電源の取り出しに至るすべてにおいて、無加工で取り付けられる最も簡単な方法です。

「USB電源 (ジャイロキャノピー専用) MDUSB-GC」を使用する。

当方から発売している「USB電源 (ジャイロキャノピー専用) MDUSB-GC」を使用します。
これは無加工でジャイロキャノピーにUSB電源を追加できる製品です。

ジャイロのキーオン電源から電気を取り出し、ヘッドライトカバーの部分に固定します。

一般的なUSB タイプAポートが1つ利用可能になり、スマートフォンやドライブレコーダーの電源として使用することが出来ます。

また、ヘッドライトカバーの左右どちらにも取り付け可能で、本製品を2セット用いることで、片方ではなく両方に装着し、2つのUSB電源を取り付けることも可能です。

取り付け方法・手順

取り付け手順を解説します。本製品にはオンライン説明書があるのでそれとほぼ同じ内容になりますが、本記事ではより詳しく解説を交えてご紹介します。

①車両のステップボードを取り外す。

まずはジャイロキャノピーのステップボードを取り外す作業です。これには六角ソケット、プラスドライバーなどを使っていくつかのボルトを取り外す必要があります。

②電源取り出し部分を探す。

次に、電源の取り出し場所についてです。これはジャイロキャノピーが2サイクル車なのか4サイクル車なのかで変わります。
本記事では2サイクル車となります。

なお、定番の電源取り出し場所としては・・・
2サイクル車は左ヘッドライト裏あたりのカプラーにある「黒ケーブル
4サイクル車はハンドルカバー内部にある「黒・緑ケーブル
これらが「キーオン電源の場所(プラス側)」となります。
※マイナス側は車両のボルト等の金属部分

③テスター等でキーオン電源を確かめる

キーをオンにして電源が来ているか確かめます。なお、今回使用したテスターは「エーモン(amon) 検電テスター 4932」です。

テスターのマイナスを車両のボルトなどにクリップして、テスターの先端をカプラーの隙間に入れて端子に接触させます。
そしてキーをオンにして電気がくるのか確かめます。

④ヘッドライトカバー部分にUSB電源を取り付ける

配線を接続する前にUSB電源を取り付けます。ステップボードを取り外した直後に行っても良いですね。

⑤エレクトロタップを配線に接続

USB電源のエレクトロタップを先ほど確認したケーブルに噛ませます。
※当車両は2サイクルです。写真はすでに黒いケーブルから、赤いケーブルを用いて分岐延長させていますので、今回はこの延長先の赤いケーブルにエレクトロタップを取り付けました。

しっかりと閉じればプラス側の接続はOK。

⑥マイナス側を車両のボルトなどに固定

USB電源のクワ型端子(マイナス側)を車両の金属部分に取り付けます。車両の金属は基本的にマイナス(グランド、ネガティブ)となっていますので、金属素地(塗装面は電気を通さない)であればどこでもOK。
一般的には車両のボルトなどが導電しやすいのでそこに挟み込んで接続すると良いです。

今回は余っていたナットを使い、ウォッシャー液タンクのボルトのあまり部分に取り付けました。

【完了】⑦動作を確認してから、元に戻せば完成

ステップボードを戻す前に、この段階で動作を確認しましょう。キーをONにしてUSB機器を充電できるか確かめます。問題なければ外したものを元に戻して完成。

加工無しで簡単。配線がむき出しにならないスマートなUSB電源!

USBポートが1つしかないのが拡張性という面でネガティブですが、穴あけや配線の切断などの加工は一切不要で、当然はんだごてや電工ペンチなどの特殊工具は一切不要。

作業が簡単かつ全ての作業が一般的な工具のみで行えるので最も簡単なジャイロキャノピー専用USB電源になっていると思います。

また、配線は車両内部で完結し、外側には一切はみ出ないので、運転中に絡まったり、断線したり、ショートしたりといったトラブルのリスクを低減。安心してスマートにご利用いただけます。

簡単にUSB電源を取り付けたいなら選択肢になる製品です。

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